《死別後のよくあるお悩み⑤》生きがい・生きる目的が無くなった

死別により生きがいや生きる目的が無くなってしまったあなたへ

魂が成長するグリーフケアセラピーを行っているグリーフケアカウンセラーのAyaです。

本日は大切な人を失って生きがい生きる目的が無くなってしまったという苦しみへの向き合い方についてお話したいと思います。

あなたは今絶望を感じているかもしれませんがその絶望感すら受け入れてそして乗り越えて行くことが可能です。深刻になる必要はありませんので、ぜひ最後までお読み下さいね。

なぜあなたは苦しいのか?

大切な人を失って絶望する大きな理由の一つとして生きがいや生きる意味を失ってしまったことが挙げられると思います。

今まで当たり前のように大切な人がそばにいる人生を送ってきて、そしてその人を失ったのなら、大切な人と人生の喜怒哀楽を分け合うことこそが人生最大の喜びだったのだと改めて強く感じるかもしれません。

そのような大切な人を失った時に、生きがいが無くなった、生きる意味がなくなったと感じてしまうのは自然なことです。

今あなたの意識の焦点は過去に当たっているから、過去を振り返り続けることで過去の喜びと今の悲しみの落差に対して絶望的な苦しみを感じているのです。

今目の前にある現実を常に過去と比較し続け、目の前の現実に抵抗し続けてしまうために苦しみが生まれています。

私たちは比較によって全ての物事を認識しているからです。▶詳しくはこちら⇒ 【死別の悲しみを昇華させるコツ】比較体験型の世界に隠された秘密★

ですから、過去ではなく今この瞬間に焦点を当てる時間を作って行くとその苦しみは軽減されて行きます。

「今この瞬間」を生きるということが苦しみを乗り越えて行く上では欠かせないのです。

今この瞬間を生きるとは?

死別を経験して苦しみの中にいる人と言うのは、思考ループの中にいる状態です。▶思考ループについて詳しくはこちら⇒ 【なぜ死別の苦しみは長引くの?】思考のループを断ち切る

思考というのは常に過去、未来、妄想のうちのどれかになります。過去を悔み、未来に不安を感じ、もしもこうだったらという妄想があなたに苦しみをもたらします。

今この瞬間に意識がある時というのはあなたが思考から離れている時です。

仕事や作業などで今に意識を集中させている時に苦しくないのはこのためです。

仕事で同僚やクライアントに何か重要な話をしている最中に、死別に関して考えることはできないはずです。考えの中にいないそのような瞬間に苦しみは無いはずです。思考と苦しみはセットになっているため、思考できない時に苦しみは湧かないのです。

こうしたことから、思考から離れる瞑想マインドフルネス心を落ち着けたり集中力を高める効果があると言われて世界中で学校や職場など様々な場面で取り入れられています。▶マインドフルネスについて詳しくはこちら⇒ 【家族の死から立ち直れないあなたへ】マインドフルネスのやり方3選!

このように思考から離れ、苦しみから離れている時間を少しずつ増やして行くことが最も重要なことです。この小さな積み重ねを行って行くことで結果的に新たな生きがいが見えて来るからです。

生きがいや生きる目的は後で見えて来る

思考から離れて落ち着きを取り戻した時、心の平穏が戻ってきます。心の平穏が戻ってくると自然と行動が生まれてきます。気付いたらどこかに出かけようと計画していたり、誰かに会ってみようと連絡を取ったり、趣味を始めたり、そのような行動が生まれて来るものです。

全てはバランスなので、心が整えば自然と身体が動いて行動が起こります。そして徐々に生きがいや生きる目的が見えてきます。

それは別に大きな事であったり、他の大切な誰かのためというのではなく、ただ今を生きる事の中に楽しさや穏やかさを見いだせるようになるということだったりするのです。

過去、未来、妄想という思考ループの中にどっぷりとハマり続けている間は生きがいや生きる目的が見えなくなって当然なのです。

ですから今感じる生きがいが無いというその絶望感すら安心して受け入れて大丈夫なのです。絶望を感じるのも一時的なものにすぎません。

あなたの人生はあなたを見捨てたわけではありません。絶望は単なる通過点に過ぎません。今を受け入れた時、必ず生きがいや生きる目的も再び見えて来るのです。

魂が成長するグリーフケアセラピーでは、数か月の間に死別の絶望の淵から抜け、新しい自分に生まれ変わって再び人生の中に生きがいを見いだすサポートをしています。

今とは全く違う在り方で、再び生きがいを持ってあなたらしく生きたい、最速でこの絶望を乗り越えたい、そんな方はぜひお試しカウンセリングにお申込み下さい。

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