現実世界は全部一人芝居~死別だって一人芝居

この世界はマトリックス

映画マトリックスはご覧になったことがありますか?

もし見たことが無いということでしたら、一度見てみて下さい。輪廻転生にハマって抜け出せなくなった人間が描かれており、主人公はそこを抜けて悟るということが暗喩されているような内容です。

目醒める、悟ると、全ては自分が作り出しているのだということが完全に腑に落ちます。そうすると、現実が自分の意図した通りに進むようになるので、マトリックスの主人公のネオは、覚醒した後敵が撃ってくる銃弾を100%かわせるようになります。その時に↑の絵のようなイメージが私の中に浮かびました。

敵を動かしてるのも、主人公を動かしてるのも本当は自分自身だったのです。

自分が現実を全て作り出していることに気づかないのであれば、自分の思い通りにならないということが現実化します。敵の撃ってくる銃もかわすことができないというような現実が作り出されます。そしてそれをやっているのも↑の図のように自分自身なのです。銃弾をかわすことも、銃弾をかわせないこともどちらも自分が作り出している現実です。

全部一人芝居だったんです。だからネオが覚醒した後に銃弾を全部かわすことができるのは当然なんです。すごいことでも無いんです。ただ本当の自分に気付いただけです。敵を作り出しているのも自分で、そうすることで制限のあるドラマを楽しんでいるだけです。

現実は全て自分が作り出している

人生に起こる色んな苦しいことや悲しいことも全部自分自身が作り出していて、自分が必要だと思うから体験しているということを少しだけでも想像してみたり考えてみたりして、まず最初は少しでもいいので視点を変えてみることをやってみてください。私はそこから変われました。

もしこんなの私は望んでない!と思ったとしても、それでも想像してみてほしいと思うんです。その「こんなの望んでない!」という体験をこそやりたかったのかもしれないと。

もしかしたら・・・・と想像してみる、ただそれだけのことがこの先の人生を大きく変えていくきっかけになるのです。

大切な人を失った経験をする人も沢山います。大切な人を失う、そんな体験ほど胸を締め付けるような経験ってなかなかありませんよね。それほどに貴重な体験だし、それだけ自分の中に大きな「愛」が本当に存在するんだとはっきりと知ることができるすごい体験です。それを経験してみたかったのかもしれない、そんな風に一度考えてみてほしいと思います。

そして自分がやりたくて全てを作り出して経験していたんだ、と腑に落ちるようになったとき、本当の自分の力がふつふつと湧いてきて、ネオのように最強の自分が姿を現します。