夫の遺品整理
魂が成長するグリーフケアセラピーを行っているグリーフケアカウンセラーAyaです。
遺品整理について今日は書いてみたいと思います。
私は夫が亡くなった後に引っ越しをする際に98%くらい手放しました(他の人に使って頂けるものは使って頂くという風にもしながら)。元々夫はモノに全く執着が無く、高価な物よりも実用的な物を好む人でしたので、本人の思い入れの強い宝物と言えるようなものもほとんどありませんでした。
また、人によると思いますが、私の場合はあまり沢山物があると落ち着かないということと、元々モノや形式、一般常識にあまりとらわれないというのがあります。例えば記念品なんだから大切にとっておかなきゃ、という風にもあまり思っていません。
また、亡くなった当初は私の場合は遺品を見るといろいろ思い出してしまって辛くなることからなるべく目に付かない方が気持ちが落ち着くということ、また遺品に執着したくないという思いがあり、あまり躊躇せずにほとんど処分しました。
テレビで以前見たのは、写真を撮ってから処分するというやり方もあるようです。気持ちの問題ですのでそういった方法も良いかもしれません。
今振り返ってみても、すぐに遺品の多くを手放したことは全く後悔していません。気持ちを切り替えることもできましたし、やっぱりハートにちゃんといるんだなと実感しているので特に遺品を手放したことで問題はありませんでした。
しかし、人により感じ方も違うと思いますので、迷いがあればすぐにではなく徐々に遺品を整理して行けば良いと思います。
遺品整理をすること自体がストレスになることもあると思いますから、無理をして急ぐ必要はありません。
遺品整理で一番大切な事
遺品を沢山とっておくにしても、手放すにしても、どちらを選ぼうともそれ自体に正解はなく、大切なのはどういった気持ちであるかということだと思います。
遺品が無いと寂しくてしょうがないから、離れてしまうようで辛いから、という気持ちがある可能性もあります。そういった時はその遺品への執着を手放していくと良いと思います。無理に処分する必要は勿論ありません。
寂しい、不安、そういった感情があるなと思ったらそれは否定する必要もないですし、その自分を受入れ、そして手放してみて下さい。そしたら本当に必要な遺品は何なのか、ということが分かってくるはずです。自分にしっくりくることを選択して下さい。
そうしたら本当に必要な遺品だけに絞って、そしてあとは手放そうという気持ちになったりするかもしれません。それでも取っておいた方が心地がいいなと思うのであればもちろんそれでオッケーだと思います。
いずれにせよ遺品があるかどうか、というそれ自体はどちらでも良いですが、自分自身のネガティブな感情や遺品への執着があるかどうかを見極めて手放すチャンスです。
死別に関するネガティブな感情や執着を手放して行くことで、とても速いスピードで軽やかに乗り越えていくことができます。
魂が成長するグリーフケアセラピーでは、最速で死別の苦しみを乗り越えるサポートをしています。たった数か月で当初とは比較にならないほど軽くなったとのお声を多数頂いています。
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