【私の死別体験ストーリー】乗り越えるための布石がある

私が夫と死別するまでと死別して立ち直るまでの体験をお話します

魂が成長するグリーフケアセラピーを行っているグリーフケアカウンセラーAyaです。

この記事では、もともとスピリチュアルに興味があった私の、夫と死別するまでの体験死別をのように乗り越えたのかということを具体的に書きたいと思います。

死別の苦しみを乗り越えた時に、私の人生には今までこの世界のからくりを見抜き、死別を乗り越えて行くための布石がいくつもあったことに気付きました。その過程も含めてお話して行きます!

目の前に並んでいる石をぴょんぴょんと飛び越えて行く女性

起こった出来事の中には必ず沢山のメッセージがあります。皆さんがご自身の人生を死別体験とともに振り返り、その中でメッセージに気付くきっかけになれば嬉しいです。

また、配偶者との死別を10年以上、または生涯乗り越えられないという方も沢山いらっしゃる中で、私は夫との死別後1年8ヶ月ほどで立ち直りました。具体的な体験を読むことでこんな風に早く立ち直ることができるのだという現実的な可能性を見出せるはずです。

ですが現在私が行っている魂が成長するグリーフケアセラピーを受けて頂いている方々はもっと短期間で乗り越えていらっしゃる方が多数いますので、もっと早く立ち直ることも十分ありえるという事です。

今回の記事は死別から早く立ち直りたいと思っている方必見です!ぜひ最後までお読みください。

小さい頃に人間には不思議な力があると気付く

初めて見た正夢

クラス替えの夢が正夢になる

私は2018年の夫との死別をきっかけに、目醒め、悟りへの探求が始まりましたが、スピリチュアルな世界があると確信したのは中学生の頃に見た正夢がきっかけです。

クラス替えの前日に、クラス替えのメンバーを知りたい知りたいと強く思ってそのまま眠りについたら、クラス替えの夢を見ました。同じクラスになった友達、離れてしまった友達、先生、色々な場面が短いフィルムのように再生されているような夢です。

そして翌日、クラス替えの結果は全て夢で見た通りに。

夢を見ながら寝ている少女

人間には不思議な力があると気付く

人間には、未来を見たいと強く願えば見ることができる、そんな魔法のような隠された力があるのではないか、と思い始めるきっかけとなりました。

一方で、霊が見えるとか天使が見えるとかオーラが見えると言ったような特別な力は一切ありません。

ただ、思ったことが具現化したり、未来が見えるなどそういった力を人間はきっと持っていると思っていたので、霊的な世界や、右脳の力、宇宙人など科学で証明されていないものにとても興味を持っていました。

これらの正夢が意味する事とは?

この世界のからくりを見抜け

そしてその後に見た正夢は夫についてです。夫に出会う前に既に夫と思われる人が出て来る夢を見ていて、とても印象的な夢で今でも覚えています。

私はその後も正夢を多くはありませんがたまに見ています。一番最近だと2021年の10月です。私の場合、正夢は翌日の出来事であったり、数か月後であったり、20年後のものもありました。つまり、20年も先の出来事も既に決まっていたのです。

このように正夢をたまに見ることは一体私にとって一体どのような意味があるのだろうか?と思い続けて来ましたが、今思うと「この世界のからくりを人生を通して見抜きなさい」という私の深いところからのメッセージだと感じています。

人生で起こることは最初から全て決まっている

そしてもう一つは、人生で起こることは全て完璧に決まっているという事です。夫が病気になることも全て、最初から決まっていたのだという事が正夢からも分かりました。全て決まっているシナリオを生きているのだという事です。

後悔や罪悪感を感じる事が人生の中であったとしても、それすらもシナリオ通りという事です。

監督が台本を持って舞台に向かって指示を出している

死別の苦しみを乗り越えた時、後悔や罪悪感のような経験ですら魂が望んだ経験でありそこからしか学べないことも沢山あるのだと分かりました。

自分の人生のシナリオは自分で作っていた

人生を振り返ると点と点が線で繋がるような体験をしたことはありませんか?

私にとってはまさに夫の死別後、死別の苦しみを乗り越えた時に人生における様々な出来事の点と点が線で繋がったように感じました。あぁ、この世界は自分で作っているんだ。そして全ての人生のシナリオも自分で書いてきていたのだと確信したのです。そしてこれらの点の一つがこの正夢です。

引き寄せの法則に出会う

引き寄せの法則を知る

「引き寄せの法則」というものを知ったのは25歳くらいのころでした。

ある本を読んだことがきっかけで、自分の心の持ちようで現実が変わるという、いわゆる「引き寄せの法則」の存在を知りました。

引き寄せの法則とは自分の潜在意識に刻まれたことが現実を作る。自分の願いが叶った状態をありありとイメージしたり、「〇〇(願い)になりました」というように願いがかなった完了形で願い事を言ったり書いたりすることで願いが具現化する。自分の潜在意識レベルの信念が現実を引き寄せるということで引き寄せの法則と呼ばれている。

その本を読んだらすぐに引き寄せの法則は絶対に存在している!と確信をして、やっと知りたかった情報に出会えた、という感動を覚えたのです。それから「眠りながら成功する」(ジョセフ・マーフィー著)、「ザ・シークレット」(ロンダ・バーン著)、「思考は現実化する」(ナポレオン・ヒル著)など似たようなジャンルの本を読み漁りました。成功哲学、自己啓発などとも言われています。

とにかく現実を思い通りにコントロールしたい、理想を具現化させたい、そういう思いで一杯だったのです。

引き寄せの法則を知ったことで、自分の思考や言動に注意を払うようになり、今までの自分の在り方を改める一つの成長のきっかけにもなったと思います。

引き寄せの法則を実践し転職を成功させる

引き寄せの法則は本当に存在した

実際にこのイメージの力はものすごく強力でした。

私は当時全く畑の違う職種に転職をしたかったため、入社したい会社を定めてそこで働いている自分を毎晩寝る前にイメージしました。紙ににそのイメージを書いたりしてそれを眺めたりもしていました。

イメージを始めてから暫くすると、当時働いていた職場で急に異動となり、転職先の仕事に少しだけ関連性のある課に異動となったのです。このため、転職の面接の時に自己アピールに役立ちました。そしてその後、当初イメージしていた会社よりもいろいろな面で更に条件の良い会社に転職することができました。募集人数も少なく数年ぶりの採用をした会社です。

具体的にイメージしたことが現実となった

それ以外にもイメージした通りのことがそのまま具現化するという印象的な体験があったため、これさえやっていればどんなことも具現化することができ、幸せになれる、もう無敵だ!という思いが強固なものになって行きました。

簡単なことなら1か月。転職のように準備がいるような大きな出来事は半年くらいイメージやアファメーションに集中すると具現化するなと感じました。

引き寄せの法則が成功したのに幸せになれない!?

25歳でこの引き寄せの法則に出会ってから自分の思いが現実を作って行くということがわかり、自分の今までの生き方を改める大きな転機となったことは間違いありませんが、希望の会社に転職したにもかかわらず、しばらくするとまた不満ばかり感じるようになり、自分が現実を作っていることも意識することのない以前の自分に戻ってしまいました

さらに、どうしてもどうしても叶えたいと思う現実に限って具現化しないな、とうすうす感じていましたがその理由は当時は分かりませんでした。

引き寄せの法則を知っただけでは幸せになれないワケ

引き寄せの法則に関する本や発信は沢山あります。ですが、自分自身の思考や感情に振り回されて一喜一憂しながらエゴの自分(=思考)を本当の自分だと勘違いして生きている状態で、エゴ(=思考)の望みをいくら具現化させても幸せにはなれません。それどころかエゴ(=思考)の言いなりになるほど人生が混乱して行きます。

エゴ(=思考)は本当のあなたではない上に、幸せは外の世界がどうなるかということとは実は関係が無いからです。

本当の幸せにたどり着くには?

エゴ(=思考)は良い悪い正しい間違いと言う外の世界から植え付けられた観念の集積に過ぎません。これらの観念は全て真実ではないことに気付くことで自分の魂からの望みが分かります。

引き寄せの法則の存在を知った意味

私がこのような引き寄せの法則の存在を知り、実際にイメージがそのまま具現化するという体験をした事も、私が夫との死別後に全ての点と点が繋がって人生のシナリオは自分で決めている自分が現実を作っているという事が腑に落ちるための一つの点だったのです。

気付きというのは自分の人生の様々な経験の点と点が繋がることによって起こります。誰かの言葉や本などのメッセージから気付きが起こったとしても、それはきっかけに過ぎません。経験的に腑に落ちるようなことが過去に積み重なっており、初めてある時気付きとなってハっとするというわけです。

この世界のからくりの全てを完全に理解することはできないですし、そして一つの答えも無いでしょう。

この世界に対するそれぞれの解釈の数だけ答えがあるはずです。

夫の病気と引き寄せの法則の失敗

病状回復を願ってアファメーションやイメージングをする

2015年に夫にとてもたちの悪いガンがあるということが分かりました。

こうした中で私の心を支えていたのは相変わらず引き寄せの法則のジャンルの本たちでした。

人は本気でイメージしたり、また願いがかなった状態を感情を伴って体感することができればどんなことでも可能にすだけの力があると信じて夫の病状回復について様々なイメージングやアファメーションを続けました。しかし努力も空しく、病状が進行していくのがわかりました。

引き寄せの法則の失敗

亡くなる当日まで私は治療法を模索していました。しかし、亡くなる当日に先生から「もういい加減諦めなさい」と言われてやっと我に返りました。現実に向き合うことができずに夫が生き延びる事に固執して現実が見えていなかったのです。看護師さん達にもいろいろと無理を言ってしまい周りが見えなくなっていました。

夫の闘病の苦しさを和らげることよりも、生き延びることを優先した闘病生活だったのだということに後になって気づかされました。こうしたことも含めてこの後に大きな罪悪感に苦しむことになりました。

スピリチュアルな探究が始まる

引き寄せの法則をどれほど頑張っても結局夫を救うことはできませんでした。

その時私は人生が完全にコントロール不能で、次に何が起こるか全く分からない恐ろしいお化け屋敷のようなものに感じていました。

でも本当にそうなのだろうか?本当に人生は全く予測不可能でコントロールできないお化け屋敷なのだろうか?そんな疑問を抱きながら、いったい私はどこをどう間違えてこんなに苦しい人生へと迷い込んでしまったのだろうかと自問していました。

この苦しみからのがれるため私のスピリチュアルな世界への探求が始まったのです。

死後の世界の探究を始める

死後の世界はあるだろうという理解が深まる

そして今度は死後の世界が気になり始めました。人は死んだらどうなるのか?ということで頭がいっぱいになりました。

スピリチュアリストとして有名な江原啓之さんの本を読んだり、ウェブサイトを読んだりして死後の世界について調べ始めました。江原さん以外にも「天国からの手紙」、「スピリットランド」、「シルバーバーチの霊訓」、「プルーフ・オブ・ヘヴン」など、霊界の存在とチャネリングをした実話や、臨死体験で実際の家族に会った話などが書かれた本を沢山読みました。

死後の世界は理解はできても腑には落ちない

私は人は輪廻転生を繰り返して魂を磨いて行くんだろうなぁと漠然と考えていた(▶詳しくはこちら→【死別をきっかけに最高の自分を開花させる】ハイヤーセルフになる)のでそういったあの世に関する本はとても楽しく興味深く読めました。

死後も魂は永遠に生き続けて死んだら必ず会いたい人に会えるということもわかりました。▶死のからくりについてはこちら→人は死んだらどうなる?死のからくりと輪廻転生の秘密~エックハルト・トール

しかしながら、私は霊能力などは全くないため、何一つ私自身の中で腑に落とすことができないでいました。そうなんだろうなぁと思っても心底腑に落ちて心穏やかになるという所までは達っすることができませんでした。このためどうしようもない悲壮感と大きな罪悪感はまだ無くなりません

人は体験的に腑に落ちなければ本当の心の平穏は得られないという事を身を持って感じたのです。頭で理解するだけでは足りないのです。

そして早く私も人生を終えて夫に会いたいという気持ちばかりが強くなりました。しかし自殺しようなどと考えていたわけではありません。死寝たらどんなに楽だろうとはもちろん思っていましたが。やはりどんな苦しいことがあったとしても天寿を全うしなければいけないという思いだけはありました。

同じ死別体験者の話を読み漁る

辛さを何とかしようと死別体験者の話をネットで探して読み漁る

私は死別後は朝起きた時が1番辛かったです。

小さい娘もいますので、将来のことを考えると経済的にも精神的にも今まで経験した事のないとてつもない恐怖心が朝目を覚ました瞬間からドーンと重くのしかかってくるのですからたまったものではありません。

「あぁまた地獄が始まった」

と思うのです。

この地獄をどうにか乗り越えようと、同じような体験をしている方々のブログや、ネットでの書き込みを探して読み漁りました。

私は死別した当時アラフォーでしたので、この年齢で配偶者を亡くしている人は多くありません。

私の同世代の友達で同じ経験をしている人は一人もいませんでした。子供もまだ小さく、夫が生きていたならこれから家族で沢山の素晴らしい経験をしていく希望に満ち溢れていたはずです。本来なら人生の幸せの果実をゆっくりと味わう時期だったことでしょう。

なぜ私だけこんな体験をしなければならなかったのか、という気持ちで苦しかったため、同じ体験をしている方々の言葉に触れることで、私だけじゃないんだと感じることで少しの安心感を得られました。

体験談を読んでも悲しみは癒されない

朝仕事に向かう通勤電車の中で死別体験の方のブログを読んだりもしていました。でもなぜでしょう。苦しいのは私だけじゃないと思える一方で、私の感じる苦しみや悲しみは全く癒される感じがしないのです。

また同時に、同じ経験をした人にしか本当の私の苦しみは理解できないという思いも同時に湧き上がり自分の殻の中にがっちりと閉じこもっているような状態になりました。

霊視を受ける~夫からのメッセージ

初めて霊視を受けに行く

なんだか怪しい!?

死別後に、夫について聞きたくて何度か霊視を受けに行きました。

まず、初めて霊視を受けた時のことです。

待合室は広くて明るいのに、実際に霊視してもらった部屋はとても狭くて真っ暗・・・。「あぁ、ヤバイところに来てしまった・・・・。」と少し後悔しました。霊能者のおじさんは大きな水晶を握りしめていてとにかく怪しすぎます(^^;

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色々と言い当てられる

しかし、いきなり「もうそろそろ引っ越そうとしてますね、〇月ごろですか?」などと言い当てられます。その後夫については亡くなって間もないこともあり、まだ死んだことが分かっているような分かっていないような少し混乱しているようなところがあるとのこと。そしてやりたかったことがものすごく沢山あったというようなことをおっしゃっていました。

夫からのメッセージ

そして、娘をどのように育ててほしいか夫の意見を聞いたところ、「とにかく好きな事をやらせてほしい。自由に育ててほしい」ということを言ってました。

また、娘を育てて行くにあたり、お金に困ることは決してないからどんな学校であろうとどんな教育であろうと好きな事をやらせてあげることができるから心配しなくて良いとのこと。

子育てで大変だなと思った時は旦那さんが助けてくれる。そういう時はあなたに憑依して助けてくれるとも言われました。

その他にもいろいろ言われましたがどうしても怪しさがぬぐい切れません。しかし、私の前にも後にもお客さんが来ていて人気のようです。

別の霊能者の霊視も受けに行く~似たようなことを言われて驚く

夫からの同じメッセージを伝えられる

そしてしばらくした後、今度は親戚のつてで別の女性の霊能者のところへ行くことになりました。そこで驚くことがありました。

その女性の霊能者の所に行ったときは、夫が娘をどのように育ててほしいか、ということについてはすでに最初の男性の霊視の時に聞いていたのであえて質問しませんでした。

ですが私が聞きたいことが全部終わってもう帰ろうと言う時に霊能者の女性が「一言どうしても(夫が)言いたいことがあるんだって」と急に切り出しました。「娘さんの育て方について伝えておきたい。自由に育ててほしい。とにかく好きな事をやらせてほしい。」と言い出したのです。

最初の男性の霊能者と言われたことと全く同じ内容でした。

本当に夫の魂からのメッセージだと気付く

その時に、どこか私も本当に霊能者の方たちが夫のことを霊視できているのか最後まで100%信じ切れていないところもあったので、夫があえて全く同じことを2人の霊能者の方々に言わせることによって本当に来てるよと伝えているんだ、とピーンと来ました。夫は「ちゃんと魂として生き続けてるよ、見守ってるよ」ということを伝えたいのだ、と私は感じました。

最終的に言われたことというのは全体的に最初の男性の霊能者と次の女性の霊能者とほとんど似たような内容でした。結果的に霊視してもらったことは私にとってはとても良い体験でしたし、本当に夫からのメッセージだと確信しています。少し疑ってしまってごめんなさい💦という感じです。

夫の死の悲しみを分かち合う

夫の妹が私と同じように子供が小さい時に夫と死別したという素敵なお友達を紹介してくれました。同じ体験をした者同士、愛する人との予想外の死別の苦しみということについて、言葉を超えたところで気持ちを共有しているという感覚になりました。これを分かち合いと呼ぶのでしょう。

そのお友達は私にとっては救世主のように感じた存在です。死別の悲しみは、やはり体験してみなければ本当には知ることはできません。だけど同じ体験をした人には、言葉を超えた所で分かりあえるものがあります。

そして誰かにその悲しみが本当に理解された時に、心の内側にこもっていたものが解放されていくような感覚があります。

また、夫の妹や夫の生前を知っておりまた夫の死に駆けつけてくれた友人たちとの夫の死の悲しみの分かち合いは大きな慰めとなっていました。

私と同じ死別体験をしている人、そして夫の生前をよく知っている人、そういった人たちが私の周囲にいてくれたことは本当にありがたいことでした。

私はこの死別の悲しみの分かち合いがどれほど大きな意味を持っていたのかについて見落としていました。悲しみの感情を誰かと共有することで、急にすぐに元気になるというものではありません。ですが、悲しみをいち早く手放して行くことに実はとても大きく貢献していたのだということに後で気付きました。

ネガティブな感情を手放すワークで死別の苦しみを手放す

ネガティブな感情を手放すワークの存在を初めて知る

ネガティブな感情を手放すワークを知る

依然として死別のとてつもなく重たい悲壮感は消えなかったため、通勤電車の中で苦しみを乗り越える方法について説かれた動画などを色々と見ていました。悟りに関する動画やスピリチュアルな動画など。

その中でネガティブな感情を手放すワークを知りました。

ネガティブな感情の手放しのワークは昔から色々ある

心理学においては、ユージン・ジェンドリンさんという心理学者によって発明された心理療法のフォーカシングというものがあることも後に知りました。また、このようなネガティブを手放す手法を唱えている方は他にも沢山おり、やり方も様々に存在するということも知りました。

また、こうしたネガティブな感情を手放すワークは近年世界的に有名となっているマインドフルネスとも共通する部分があります。

▶苦しみを乗り越えるのに欠かせないマインドフルネスについてはこちらの記事で詳しく解説しています→【家族の死から立ち直れないあなたへ】マインドフルネスのやり方3選!

つまり、苦しみを乗り越える方法という意味では全ては根底では共通しているのです。

手放しのワークを真剣に実践して死別の苦しみをとうとう手放す

ネガティブな感情を手放すワークに惹かれた私は書籍やワークショップなどで感情の手放し方を学び、手放しのワークによってネガティブな感情の手放しを真剣に始めました

このような感情の手放しのワークは沢山存在するものの、本当に感情の手放しを起こすためにはポイントがいくつかあることを知りました。なかなか手放せないと感じることも沢山ありながらも続けて行った所、苦しみを手放すことが出来ました。

自分が実際に手放しを実践することが大切

どんな現実も自分自身が創り出している

現実は常に自分自身が創り出しています

そもそも、このように考えられるかどうか、というところが悲嘆を乗り越える時に重要になります。

自分の人生は自分で変えられるという意識が低く、周りの環境によって大きく影響を受けると考える人は死別後に自己効力感も失ってしまい絶望感をより強く感じます。(GIDI RUBINSTEIN “LOCUS OF CONTROL AND HELPLESSNESS”)

一方で、自分の人生は自分で変えられるという意識を持っている人は、死別後により絶望を感じる度合いが低くなります。

そして手放しというのは、自分自身が手放すことで初めて手放せるところが最大のポイントです。

ネガティブの手放しを実際に自分で行うことが重要

手放すことをすることで、例えば日常の中に、または個人セッションの中に、またはその他のヒーリングの中にあなたがネガティブを手放す気付きが起こったりします。手放さないままでは気付きがそもそも起こらないのです。ネガティブな思考と一体化したままでは本質の自分には気付けないからです。

▶ネガティブな感情を手放すことが最も大事ですが、それ以外にも日々の過ごし方で大切な事があります。詳しくはこちら死別を乗り越えた時の私の過ごし方🌈

死別の苦しみを手放して初めて死別がもたらしてくれたギフトに気付く

死別の苦しみを手放すと、死というものに自分が様々な観念を持っていて偏った視点で見ていたことに気付きました。

死別に限らず、全ての物事に対して自分の観念から意味付けしてストーリーを作っていたという事も腑に落ちました。このような境地に達して初めて死別が私の人生にもたらした大きな意味をやっと理解したのです。

  • 現実は全て自分で意味付けしてストーリーを作り出していること
  • その現実は全て自分で創り出していたこと
  • 究極的には全ては一つ 

これらのことが私の人生のこれまでの気付きの点と点が一つの線として繋がったのでした。

魂が成長するグリーフケアセラピーでは、私自身が死別を乗り越えた体験をベースに、皆さんの状態に合わせた心理セラピーを使いながら、最速で死別を乗り越えるお手伝いをしています。たった数か月で当初とは比較にならないほど楽になったという喜びの声を多数頂いています。ご興味のある方はまずお試しカウンセリングにお申込み下さい。

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