あなたの苦しみを軽くする方法~同時に2つの視点を持つ

私達の本質は全てを作り出している源意識

私達の究極的な本質の姿は、全てを作り出した源意識そのものです。

宇宙をも作りだした意識そのもので、そのたった一つの意識がビックバンを作り出し、宇宙を作り出し、惑星を作り出し、地球を作り出し、人間を作り出し、草木を作り出し、物質を作り出し・・・・・分離して行きました。(統合はこの分離した意識をもとに戻して源意識に戻って行くから統合と言います。)

そしてまるで「私」が全てと別個に存在しているかのような分離した感覚を持ちながら様々な体験をするという奇跡が起こっています。

源意識は観客席の視点

全てを作り出した一つの源意識に、この世界に宇宙に存在するもの全てが繋がっています。このため、悟るという体験をすると、全体が自分だと感じながら同時に個である「私」の体験をすることができるということになります。

これがつまり、観客席に座って映画を見るように「私」のストーリーを観客目線で楽しむことができるということに繋がります。苦しい体験ですら面白さを感じることができるのは、本当の自分はこの肉体の「私」ではなかったんだと腑に落ちているからです。肉体が「私」の全てではないし、終わりでもありません。

こうした視点に立ってこそ自分の人生を謳歌することができるし、本当の自分の人生と言うものを初めて生きることに繋がります。

源意識と肉体を持つ「私」の2つの視点を持つ

私は悟ってはいませんが、この高い全体の視点から自分を見るということは自然と行っています。ある程度無意識にそういった視点が根付いてきているのではないかと思います。

全ての現実は自分で作り出しているということをまず頭で理解し、そして統合を日々実践していくことで、いつの間にか高い視点で物事を見ることが癖になって来ました。

どんな出来事が目の前で展開されたとしても、エゴレベルの「私」が感じる感情ももちろん湧いてきますが、同時に高い視点から、全ては私達が作り出した必然なんだという感覚もあります。

このように、統合を行っていくと、同時に2つの視点から物事を捉えながら生活するようになります。

この2つの視点を持つことでものすごく楽に、楽しく生きられるんです。

死別体験ですら、死別して感じる切なさ、寂しさ、恋しさ、そんな感情全てを貴重な経験なんだという感じで抱き締めてあげることができるようになります。

意図して高い視点から物事を見てみる

最初は自分で意図して高い視点から見るようにしてみて下さい。「私」のドラマにハマって、あの人が悪いとか、自分があの時ああしていれば、とかまるで自分が作ったストーリーを生きていることを忘れているかのような思考がよぎった時などに、「いやいや違う、全て私が映し出した現実だったんだ」と気付くことが最初の一歩なんです。

ずっとやっているとそれが板に付いて来ます。するとどんなに苦しいと感じる出来事も、実は自分でやりたくてやっていたんだ。ということが少しずつ腑に落ちて来ます。

そうなってくると、嫌いだと思っていたあの人も、大好きなあの人も、全部全部自分が舞台設定して演じてくれていたにすぎなかったのだと分かって来ます。そうなると現実に本気で文句を言ったり、誰かを本気で恨むとか、そんなことができなくなります。だって全ては自分で作り出してやってるんだから・・・。

統合を進めながら、このエゴの私の視点と、全てを自分で作り出していると分かっている高い視点、この2つを同時に持ちながら生活をするように心がけてみてください。

この心がけ一つで、死別の苦しみですら薄れて行くことを体験するはずです。