父の死について~親の死の乗り越え方

  • 2020年7月27日
  • 2022年1月3日
  • 死別

私は30代後半で父を亡くしたのですが、家族の初めての死だったのでとても辛かったです。

それまで大人になって父の夢など見たことも無かったのに、急に私が小さな子供になって父の片腕にぶら下がって遊んでいるという夢を見たりしました。もういい大人だというのに、子供のようにまだ父への執着心が強くあるという風に感じました。

そのころはまだ悟りや目覚めについてはほとんど知識が無かったので、現実ドラマにどっぷりとつかっていました。大人になったら親の死も平気になるものなんだろうと思っていましたが、現実ドラマに浸かっている限り平気にはならないのだということを理解しました。大人かどうか、ではなく、現実ドラマにどれだけ浸かっているかどうかが問題です。

父はすごく優しくて子供好きで、自然が大好きな人でした。とにかくアウトドア好きで海や山やキャンプなどに沢山連れて行ってくれました。そのため、私は子供のころは、みんなキャンプをするのが当たり前なのだと思っていたのですがどうやらそうではないと知り、貴重な体験をさせてもらったなぁと今になって思います。誰もいない山奥へ行ってテントを張って、釣った魚を焼いて食べて、滝の音を聞きながら寝袋で寝るというようなことはこれから二度と私は経験できないだろうな、と思います。

親は必ず子供が自分で選ぶそうですよ。私は過去生の記憶も無いので自分で選んだという記憶は無いですが、あるスピリチュアル関係のYouTubeで、なぜ自分はそのお父さんとお母さんを選んだのかを自分に問いかけてみると分かるという話がありました。

そこでやってみたら、父からは「愛」を学ぶためで、母からは「強さ」を学ぶために父と母を選んだというような答えが浮かびました。多分、私の人生を生きるのに愛と強さが必要だったからかな、と思いました。興味がある方は自分に問いかけてみてください。思考せずに問いかけたと同時または直後に浮かんだものが答えだと思いますよ。

父の愛は、夫から学んだ愛ともまた違うものだったので、いろんな角度の愛を学べたと思うし体験ができたと思うし、本当に私の人生を豊かなものにしてくれたと思います。

そう考えると本当に人生は良くできていると思います。ちゃんと自分が学ぶべきこと、課題をこなすために必要な全ての条件(ネガティブな条件も含めて)を設定してきているんだろうと思います。

私は父の死が本当に辛く、1年経っても父のことを思えば苦しかったです。闘病がとても辛いものだったので、闘病中の姿が頭をよぎっては振り払うという状態でした。しかし父が亡くなって1年半後に夫が亡くなり、父には申し訳ないですが夫の死によって父の死の辛さが吹っ飛びました。父の死ですらとても辛かったですが、夫の死の辛さはその比ではありませんでした。これは私の体験ですから人によって感じ方も色々だと思います。

しかし、悟りや目覚めについて勉強し、統合ワーク(統合ワークカテゴリに詳細記事があります。)を実践していく中で夫の死は必然だったし、むしろ死によって大きく波動を上げたんだと腑に落ちた時に同時に父について感じる苦しさも消えました。父も大丈夫だと確信したからです。人の死って全然可哀そうじゃないんだ!という理解が生まれたので、誰の死に対しても心底可哀そうに、という視点ではなくなりました。この人生を立派にやり遂げたんだという祝福の視点が今はあります。

むしろ生き残って悲しんでいる人のほうが可哀そうな人なのです。真実は実は真逆なんです。でもそれに気づかないくらい私たちは眠っているんです。

親の死の乗り越え方があるとしたら、悲しいというその感情を統合して手放して視点を上げて行き、その死が実は祝福だったのだと分かる事以上のものはないと思います。統合すれば必ず分かります。

父の闘病は夫の闘病以上に本当に壮絶と言えるものでしたが、それでも祝福の視点で見ることができるし、苦しい、可哀そうという視点はなくなりました。もっと軽くてさっぱりしていて、ありがとう!という気持ちに変わりました。

平面的に見ていても悲しい、苦しいのドラマが続くだけですが、その平面的な視点を抜けて立体的に見るという視点がすごく大事なんです。起こっている現実を、平面的な視点でとらえると、表面しかわかりませんから、死が悲しいとか可哀そうという視点でしか見えなかったりします。

平面の視点から抜けた視点、立体的な視点、魂は永遠の存在だというところから見なければ、場合によっては現実で起こっていることの本当の意味がほぼ100%に近いくらいわからないことさえあると思います。蟻の視点からだと人間の世界で起こっていることが全く分からないことと似ています。

人の死をめぐるドラマから抜けるとすっきりさっぱりして、それでいて深い愛を感じられます。

長々と読んで頂きありがとうございました。

統合や目覚めに関するワークなどもまた紹介したいと思います。まずは統合ワークのカテゴリのワークを参考にして下さい。

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