苦しい現実ドラマから抜ける~簡単イメージワーク

ドラマから抜けてハイヤーセルフとして生きることで宇宙の英知がどんどん降りてきて本当のあなたとして生きることができます。

そのためには、目の前にどんな現実が展開されようともただその時感じる感情を手放していく、ただそれだけです。

現実と言うものには究極的には何の意味もありません。意味付けしているのはあなた自身です。現に同じ現実に対して人によって感じ方は様々です。なぜでしょうか?それはその人の持ってる周波数(感情)によって体験の仕方(ストーリー)が変わるからです。

あなたがイライラしか持っていなかったら、どんな現実を見てもイライラの感情を使うようにストーリーを頭の中で立ち上げます。一方であなたが愛しか持っていなかったらどんな現実を見ても愛の感情を使うようにストーリーを立ち上げるのです。だから人によって全く同じ出来事を体験しても捉え方が全く違うと言うことが起こり得るのです。

例えば、私の例を挙げますと、死別直後は幸せそうな一家を見ると夫がいない寂しさや苦しさを感じました。あぁ私もあんなふうに過ごしたかった、と言うように。それは私が「寂しさや苦しさ」の感情を手放していなかったからです。その感情を使ってストーリーを立ち上げていたので、「幸せそうな一家」=「寂しさや苦しさ」となってしまったのです。

一方で、統合を進めていって寂しさや苦しさを手放して行った後は、幸せそうな一家がいると「良かったね。愛する人をいつまでも大切にしてね♪」そんな気持ちになります。それは私が「愛」という感情を使って現実を見ているからです。私の中に既に愛があると分かったので、愛から現実を見ることができるようになりました。それは寂しさや苦しさを統合して手放して行って私たちの本質である愛という感情に気づくことができたからです。

このように、現実という本来何の意味もないただの中立的な出来事に対して、あなたの持っている感情によってストーリーを作って、一喜一憂を体験しています。つまり、現実に振り回されているのです。外の現実によってあなたが幸せか不幸せかが決まるという体験の仕方です。あなたが自分で作り上げた幻想のドラマの中にいるのだと言うことを完全に忘れていると、現実という外の出来事に一喜一憂して振り回されるということが起こるのです。

しかし、現実というものが自分の持ってる感情(周波数)によって作り上げられたストーリーなんだと理解していれば、そこに振り回されることはありません。現実を見て嫌な感情を感じたら現実に突っ込んで行ってコントロールしようとするのではなく、ただ自分の感情を手放して行けばいいのです。そうすると私の体験でお話したように、同じ現実を見ても全く反対の感情を感じることが可能なのです。なぜならあなたはあなたが持っている感情しか体験することは無いからです。手放してしまったらもう同じ体験の仕方はしなくなるのです。

そして、どんな現実が起ころうとも、現実があなたに影響を及ぼすことは無くなるのです。

ドラマに入ってしまってるな、と感じた時、また何気ない普段の生活の中で常にドラマから抜けるという意識を保つために役立つ簡単なワークを紹介します。

↑の図に書いてあるように、現実ドラマの360度スクリーンの中に自分がいるイメージをして、そのスクリーンからすっと一歩下がって抜ける、というイメージです。実際に一歩下がるという行動を一緒にしても良いと思いますが、イメージの中で一歩下がるというだけでも大丈夫です。

あ、ドラマの中に入ってるな、と思ったらやってみて下さい。

こうしたことを続けることで、ゼロポイントに戻りやすくなったり、また手放すべき小さな自分の感情の揺れに気づくことができるはずです。どんな些細な揺れる感情でもどんどん手放して行くほどに早く目覚めて行くことができます。