人は死んだらどうなるの?
人は死んだらどうなるのか、という疑問に対して色んな意見があると思います。
私もずっと死んだらどうなるのかということについて考えてきました。
私は、肉体は死んでも意識は死ぬことはなく永遠だと感じています。肉体は必ず朽ち果てますが、私たちの意識は肉体ではありませんから朽ち果てることも変化することも無い永遠のものだからです。
では肉体が死んだ後何が起こるのでしょうか。意識は何処へ行くのでしょうか。
そんな中、大きく腑に落ちた言葉がありましたのでご紹介したいと思います。それはエックハルト・トールという目覚めた人動画です。
彼が宗教でもなければ哲学でもなく、単純なシステムとして輪廻転生が起こる仕組みについて語っている動画を和訳しました。ぜひお楽しみ下さい!
エックハルト・トールの定義する死後の世界
エックハルトトールの英語での動画のため日本語が無かったので、私の言葉で訳して途中重複する表現などは省いて分かりやすい表現にかみ砕いて要約しました。カッコの中の言葉は私の補足説明です。
または、もしこうした肉体としての「形」や概念としての「私」という「形」は自己ではないのだということをこの人生で見抜いたとしたら、肉体や私という「形」を通した更なる経験を求めるという強迫的な衝動というものはかなり弱まっているか、または完全になくなっているでしょう。
その場合は、あなたの意識はもはやこの領域(私たちのいる物理次元)に縛られることはなくなり、再び肉体や私という「形」を通した経験を求めるということは無くなります。そして私達の今いる「形」を通して経験するというこの領域とは別の、私たちが認識できない領域へと移行します。
しかし、どちらのケースだったとしても、全てそれで良いのです。
真実でないものは朽ち果てることがありますが、真実のものは朽ち果てることがありません。人間というのは「形」を越えた存在です。誰でも死体を見た時に死体はもはや生前みんなが知るその人ではないということが分かります。ただの抜け殻です。
究極的には、私たちのいるこの「形」の領域というのは幻想なのです。究極的にはという意味です。あなたがどの視点から見るかによって違って見えます。
ただここで重要なのは、全てそれで良いのだということです。死と言うものが唯一存在するのは「形」の領域です。死は一つの「形」から別の「形」への移行、または「形」から「無形」への移行ということです。それが死ということです。それ以上のものはありません。真実でないもの(肉体としての私)は朽ち果てることがありますが、真実のもの(魂、本質の私)は朽ち果てることがありません。だから死などというものは無いのです。ただそのように見えるというだけなのです。
もしあなたが死に直面したら、自分の内にある静寂を感じて下さい。あなた自身が静寂の中にいることがとても重要です。そしてあなたが、死のプロセスの過程にいる人やまたはちょうど今亡くなった人の隣にいる時にすべきことは、即座に目を閉じてあなたが誰であるのかに気づかせてくれるあなたの深いところにある静寂を感じることです。
そしてひとたびあなたが誰なのかに気づいたとしたら、それは形のない意識でしょう。そしてあなたは気づくでしょう。真実のものは死ぬことは無いのだと。
このエックハルトトールの言葉に私はすごく納得しました。
人は信じたままの世界しか生きられないのだと。
だから、この自分の肉体であったり、「私」というエゴの概念こそが自分なのだと勘違いしている間はその外の領域に出ることができないんですよね。
意識が100%信じた世界をそのまま創造しているから。