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《よくある死別後のお悩み④》死別の悲しみはいつまで続く?早く抜け出すたった一つの重要ポイント

「死別の悲しみはいつまで続くの?」というお悩みにお答えします

魂が成長するグリーフケアセラピーを行っているグリーフケアカウンセラーのAyaです。

グリーフケア・カウンセリングの相談者様の多くは今抱えている悲しみは一体いつまで続くのか、という不安を口にされます。今回の記事では悲しみはいつまで続くのか?という疑問へのお答えと同時に悲しみが長引く原因や早く抜け出す方法もお伝えしていきます。

とても終わるとは思えないほどの深い深い悲しみの中にいる時、その出口があるとは到底思えないわけです。ですから、この悲しみがいつ終わるのか、と不安にならない人はいないのです。私自身も同じ経験をしているのでお気持ちが良く分かります。

いつまで続くのか、それはその人によって全く違ってきます。そしてお話を1回伺ったとしてもその悲しみはいつまで続きますよ、という正確な予測はできません。

しかし、統計上の数字はあります。「はじめて学ぶグリーフケア」(宮林幸江・関本昭治著)によると、悲嘆が終結するまでには約4年半という統計結果があるそうです。

ここでの悲嘆の終結は、完全に終わるというのではなく一区切りつくという意味になりますので、本人が乗り越えたと感じているかどうかは別問題となります。

もしあなたが今まで通りの在り方で生き続けるとするならば、この統計結果のように何年も苦しみを抱えて生きる可能性があるという意味では統計結果は参考になるかもしれません。

ですが、今までとは違う在り方をクセ付けることで死別の悲しみに苦しむ時間はずいぶん短縮させることは可能です。

 

思考に気付くことが苦しみから抜け出す第一歩

死別の悲しみが長引いてしまう大きな原因の一つは思考に囚われ続けてしまう事です。ですから、ネガティブ思考が湧いた時、その思考に気付くことで思考ループに入り込まないという在り方をまずクセ付けて行くことがポイントです。(こちらも参考にして下さい⇒ 【なぜ死別の苦しみは長引くの?】思考のループを断ち切る)

死別の悲しみをなかなか乗り越えられない方に共通しているのは思考に囚われてしまっているという事です。

脳はネガティブな情報に意識を向けやすいというのがあるので、死別に関して考えているうちにどんどんネガティブな方向に進んで行きます。(ネガティブ思考への対処法⇒【死別の落ち込みも怖くない!】レジリエンス(回復力)を高める4つの具体的方法

そして事実ではないストーリーが頭の中に出来上がってしますのです。「あの時私がこうしたから〇〇は亡くなったのだ」というように、ストーリーがどんどん膨らんで行き、それが事実と区別がつかなくなってしまうのです。

このように思考に入り込むことが鬱状態を引き起こす大きな原因となるのです。

悩みは決して無くならない

私の行っているグリーフケアカウンセリングでは、死別に関する細かい出来事や悩みを一つ一つ細かく検証して分析していくことはしません。

悩みを一つ一つ検証して考えて行くことは思考ループに入り込むことと同じなので、苦しみを抜け出すには遠回りになるからです。それよりもまず悩みについて考え続けている思考ループに気付き、思考ループから抜け出すことが必要です。

グリーフケアカウンセリングを行う中で、最初は死別に関する悲しいストーリーにとらわれて悲痛な顔をされていた方でも、次第に表情が素に戻って行くのが見ていて良く分かります。

今まではストーリーに入り込んでいたけど、それは思考ループだったのだと気付くことで本来の素の自分に戻って行くというわけです。

そうはいっても、悩みは一つ一つ検証することで解決したように見えることもあると思います。でもまた結局別の悩みが出て来ませんか?

悩みは消えることはありません。それよりも悩みがあること自体を認めて行かなければ苦しみが終わることはありません。

そして悩みがあっていいんだと認める、良い意味で諦めることで逆に悩みが消えて行くということはよくあることです。パラドックスですが、悩みは消そうとしている限り消えないし、消えたように見えても別の悩みになって出て来るだけです。

悲しみは苦しみではない

死別にまつわる数々の悲しいストーリーが悲観的な考えを次々と引きおこす思考ループへとあなたを引きずり込もうとするかもしれません。ですがその思考ループにハマり続けている限りは苦しみから抜け出せないのです。

故人との沢山の思い出も、溢れる思いもあると思います。それを否定しているのではありません。そのような感情に蓋をせずにむしろ湧いてくるものすべてを認めて行くことは大切です。

ですが、ネガティブな考えに入り込んで自分で自分を苦しめる必要はないという事なんです。

どんなに悲観的な考えが湧いても、それはただの考えに過ぎません。それが事実ではないという事です。そう気付くことが、思考にとらわれないということです。

そして、思考にとらわれなくなって行くことで悲しみは次第に和らいでいき、湧く回数や長さが減って行きます。逆に思考にとらわれている限りは悲しみはいつまでたっても深刻さや臨場感を伴い続ける可能性が高いです。

しかし、悲しみは消えて無くなることはありません。ですが、悲しみがあっても苦しくなくなって行くのです。涙が流れたとしてもそこに苦しみが無くなるのです。

魂が成長するグリーフケアセラピーでは、簡単な体感を使ったワークを実践したり、様々な心理療法を行うことによって苦しみの伴う悲しみから抜けて行きます。相談者様には大きな効果を実際に感じて頂いています。

悲しみからなかなか抜け出せない方、苦しみの無い悲しみへといち早くシフトして行きたい方はお試しカウンセリングへお申込み下さい☆

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