思い出の場所
大切な人を亡くされた方は、その人との思い出深い場所が色々とあると思います。私もとりわけ思い出深い場所がいくつかあります😊
死別直後はそういった思い出が沢山ある場所にたたずんだ時にどうしようもない悲しさを感じたことを覚えています。ただ、その時の感情がどんなものだったのかを明確に思い出すことはもうできないのですが、ただものすごく大きな悲しみで苦しかったということだけは覚えています。
ありがたいことに、私は結婚前から夫との付き合いが長かったこともあり、思い出が本当に沢山あります。
一番沢山思い出がある場所に行くと、思い出さずにはいられないですが、そこに悲しみや苦しみというほどのものはないですが、ある種の不完全さみたいな何かが足りないようなそういう感覚はあります。この場所に自分が一人でいるということの不完全さのような感じでしょうか。
そして同時に思い出が残っている温かさも感じます。死別直後はそのような思い出が沢山ある場所は悲しみが沢山湧くかもしれませんが、悲しみも手放されて行くと思い出を抱きしめるような温かい気持ちも湧いてくると思います🌈
もう二度とあの場所には行けないだろうなんて思っていたような思いで深い場所だったとしても、死を受け入れた後は、亡くなった人とのつながりを感じられるような不思議な感覚になるかもしれません。
思い出の地のあらゆる場所に夫が漂っていて、私をバックアップしてくれているような、包み込んで懐かしいパワーをもらえるようなそんな不思議な気持ちにもなります。
そしてやっぱりどこかで、大切な人との思い出の地を切ない思いとともに感じるというこの体験も自分が望んだことの一つなのかな、というようにも思います。
悲しみはポジティブなエネルギーに変換される
悲しみというのは、手放して受け入れてしまうと、本当に自分のパワーになります。ネガティブだったエネルギーは統合されるとポジティブなエネルギーへと変換されます。だから必ずパワーになります💗
こんな風に、手放してしまうと本当にタブーとか、弱点のようなものがなくなっていきます。カルマとして自分を条件付けてきた色々な制限から自由になれるということなんです。
この場所に行くのが辛い、こんなことを人から言われるのが辛い、などなど、深く傷ついた人はいろんな制限の中に入り込んでしまうと思います。
だけどそれは自分が自分に対して付けている制限です。その制限を手放し、そしてオールオッケーにしてしまうと、どんな場所もどんな人もあなたを悲しませることはできません。オールオッケーというのは、ネガティブな感情を手放し、人も物もあるがままでOKなのだと思えることです。
オールオッケーになれるということは自由に強くありのままの自分で生きられるということです。