深刻な現実ドラマから抜けるための簡単ワーク

創造主である自分が心から信じたことしか現実にならない

今日は、現実ドラマから抜けて視点を高く持つことの重要性とその簡単ワークをご紹介してたいと思います。

私達は本当はこの肉体ではなく、肉体も地球も宇宙も全てを作り出している源の意識そのものです。つまり、全てを作り出している創造主ですが、それを忘れて肉体に入っているエゴの「私」の思考が自分自身だと錯覚しています

源の意識が私という人生を体験しながら輪廻転生を続けているというようなイメージです。

私達の意識は全てを可能にする意識です。私たちの感情が具現化されて現実が作られています。幸せを感じているとそれが具現化されます。そして感情はだますことができません。

幸せだと言い聞かせても感情は騙せませんから、本当に幸せだと腑に落ちていなければ現実は変わりません。自分が腑に落ちて信じていることしか可能にすることはできないのです

このため、思考と一体化していて自分が現実を作り出していることを忘れて現実ドラマに没頭するほど自分は創造主ではない、という現実が具現化されますから、現実に振り回されて思い通りにならない現実が永遠と作り出されていきます。

現実ドラマに入り込まないためにエゴとは別の高い視点を持つことが大切

生死にかかわる問題だったり、自分の人生を変えるような大きな出来事に直面した時、すごく臨場感を感じたり、深刻さが出てくることがあると思います。真剣な顔になってぐるぐるとその出来事について思い悩んだり

私も数えきれないほどそうした経験をしましたが、そういう時はまさにドラマに入り込んでいる瞬間です。現実をどうにかしないと、と感じるはずです。

現実をどうにかしたい。現実を思い通りにしたい。と思うほどそれが具現化されますから、現実が余計にコントロールしたいと思うような状況になってしまいます。

現実をコントロールしたい、そんな気持ちが出てきたら今自分は今ドラマに入っていると意識する視点を持つということがすごく大切です。この視点を持つとネガティブな感情に振り回されずにいつも心地よい本質の自分でいる時間を徐々に増やして行くことができます。

ドラマに入っているというのは、本質の自分がエゴと一体化してしまっている状態です。本質の自分はこの現実世界の「私」を見ている意識そのものです。観客席に座っているのが本質の自分です。本質の自分はネガティブな感情を持っていません。深刻になったりコントロールしたいという思いはエゴの持っているものです。

そのため、ドラマに入っている時にそのエゴの自分を客観的に見るもう一つの視点(本質の自分)が、ドラマから抜けるためのブレイクスルーになると思います。

苦しい時こそそれがドラマなんだと見抜けるかが試されている!

もしも、自分の人生の全てだと感じるほど大切な事が思い通りにならない時、それが思い通りにならないなら死んだ方がましだと思うようなそのくらいのことが思い通りにならなかった時、まさにその体験をするために生まれて来た最重要ポイントに来ていると思ってもいいと思います。

その「何としてでも現実をコントロールしたい」という思いを手放した時に魂が一気に大きく成長するということだと思っていいと思います。それをやりたくてあえてそうした体験を設定してきていたという事です。

気付けなければ手放して創造主である本当の自分に戻ることはできません。そのために、気付きのためにその出来事が起こっているのです。

そこで腐らずに手放して前に進むことができるのかそうでないかの最重要ポイントです。

神様なんか信じないと感じたり、世界中が敵に見えたり、そんな時に腐らずに前に進めるかドラマだと見抜けるかということが試されています。

手放すってどういうことがというと、受け入れるという事なんです。起こったことをそのままに受け入れるということです。

どんな時でも深刻になったり現実をコントロールしたくなったらドラマに入り込んでいてエゴと本質の自分が同一化していると気づく高い視点が必要です。

現実ドラマから抜ける簡単イメージワーク

私の場合は、ドラマに入ってると感じた時や入りそうになっていると感じた時、目に見える現実世界からぐーーんと視点をイメージで引くということを無意識にやっていました。そうすると我に返ります。すごくおすすめの方法です。「あ、私ドラマの登場人物になってた、本当は違うのに」という具合に我に返ることができます。

そうすることで、現実に振り回されない動じない自分になって行くんです。

こうしたちょっとしたワークのようなものは自分がしっくりくればどんな方法でもできます。高く視点を上にあげて地球の外から自分を見たり、あとは現実を映画のスクリーンに見立てて観客席に座るというイメージをしたり、どんなやり方であったとしても、とにかくドラマから一瞬で抜けられるようなちょっとしたイメージワークは役に立つと思います。

すごくシンプルなのですが、このようなイメージの中で引いた視点をいつも持ち続けることが大きなポイントだと思います。この視点を日常の場面全てで使っていくのが大切です。嬉しいことがあって我を忘れるような時もドラマに入っているのでそのような場面であってもこの視点を持ち続ける必要があります。

どんな時も現実はドラマなのだと気付いていることが大事

嬉しい時だけドラマにどっぷりつかるということは、人生にアップダウンを生むことになるし、目が醒めません。ドラマというのは本当の自分ではないエゴが一喜一憂して外の世界に流されるという世界です。そこから抜けるには、楽しいことも悲しいこともいつも引いた視点を同時に持ち、そして湧いてくる感情を常に手放し続ける必要があります。

手放すというのは統合ワークでもできますので参考にして下さい。

★今日の記事のポイント★

  • 私達の意識が全てを作り出す創造主なので心から信じていることが現実化する
  • 現実ドラマに入り込まない
    (現実ドラマに入り込んで一喜一憂して振り回される=自分が創造主だと信じていない=現実がもっと思い通りにならないという現実を作り出す)
  • 現実をコントロールしようとしない
  • 現実ドラマに入り込んでいる時は視点をームアウトすることを意識してみる